文字もモノも人物も自動認識する、OrCam Read

以前からCESでは、OrCamというガジェットが展示されていた。このガジェット、メガネに取り付けるのだが、前方にカメラ、そしてスピーカーがついていて、カメラが捕らえたモノを読み上げてくれるのだ。

OrCam Read

目が不自由な人からすると、視線の先になにがあるかがわかるととてもありがたいのは想像がつくだろう。

あらかじめ商品などを登録しておく必要はあるものの、手に取ったものがなんであるかがすぐわかる。

他にも、本や新聞の活字を読み上げてくれたり、人物の顔を認識してくれたりする。

私は比較的、人の顔を覚えるのが苦手な方だが、この仕組みがあれば、覚えておかなくてもOrCamが教えてくれると喜んでいた。

OrCam Readの使い方

そんなOrCamだが、今回のCES2021で発表されたのは、OrCam Readというガジェットだ。

これも目が不自由な人のためのものだが、メガネにつけるのではなく指で持つという使い方になる。

ボタンを押すとレーザーがでて、読みたい場所をポイントすることができる。そして、Bluetoothに接続されたスピーカーが音声で読み上げるのだ。デバイスそのものにもスピーカーはついているので、そこから音声を聞き取ることもできる。

OrCam Read
OrCam Readのホームページ

誰でも老化してくると文字を読むのが億劫になったり、細かい文字が見えづらくなってくる。

そこで、このデバイスを上手く使えば、そういった苦労も軽減されるだろう。

目が不自由でなくても、このガジェットには興味が出てきそうだ。

小泉耕二

1973年生まれ。IoTNEWS代表。株式会社アールジーン代表取締役。
フジテレビ Live News α コメンテーター。J-WAVE TOKYO MORNING RADIO 記事解説。Yahoo! ニュース公式コメンテーターなど。

大阪大学でニューロコンピューティングを学び、アクセンチュアなどのグローバルコンサルティングファームより現職。

著書に、「2時間でわかる図解IoTビジネス入門(あさ出版)」「顧客ともっとつながる(日経BP)」、YouTubeチャンネルに「小泉耕二の未来予報」がある。