ルービックキューブといえば、色のついたキューブを6面揃えるゲームとして有名だ。世界的なプレーヤーだと数秒で揃えることができると言うが、逆に言うと、早く揃える以外の遊び方がない。
今回紹介する、WOWCubeは、そんなキューブゲーム界の新境地だ。
WOWCubeでできること
WOWCubeは、8コのキューブからなり、外側の面がディスプレイになっている。
ルービックキューブのように回転させることができ、ディスプレイに表示されている要素を回転させながら楽しむのだ。

回転意外にも、タップしたり、傾けたり、シェイクしたりする動作にも対応している。
例えば、その動きに合わせてある面にあるキャラクターが移動したり、他の面にいる敵を攻撃したりするようなゲームが考えらるし、動きに応じて複雑に動くパズルゲームを作ることなんかもできる。
こんな、工夫を凝らしたゲームが何種類も用意されているのだ。

机の上のウィジットにもなるWOWCube
WOWCubeは、24個の画面の一つ一つを時計やカレンダー、予定表などのウィジットとして活用することもできる。また、複数の画面を組み合わせて綺麗な映像を流すなんてことも簡単にできるのだ。

こうすることで、ゲームをしていない間は机の上のインテリアにも早変わりする。
スマホにアプリをダウンロードし、WOWCubeに接続するとアプリがインストールされる。SDKも提供されているから、自分でゲームなどを開発して、遊ぶこともできるのだ。
WOWCubeのホームページ
一つ一つのブロックの接点を磁力センサーで認識し、どのブロックがどの位置にいるのかを把握する。8個のブロックに、CPUとオーディオチャネルを搭載、バッテリーも5時間もつので長時間遊んでいることもできそうだ。
これは一度購入して試してみる価値があるおもちゃだと感じた。
1973年生まれ。IoTNEWS代表。株式会社アールジーン代表取締役。
フジテレビ Live News α コメンテーター。J-WAVE TOKYO MORNING RADIO 記事解説。Yahoo! ニュース公式コメンテーターなど。
大阪大学でニューロコンピューティングを学び、アクセンチュアなどのグローバルコンサルティングファームより現職。
著書に、「2時間でわかる図解IoTビジネス入門(あさ出版)」「顧客ともっとつながる(日経BP)」、YouTubeチャンネルに「小泉耕二の未来予報」がある。